マルコポーロは、金や銀ではなく紙を通貨にしている中国の文明に大変驚愕したそうです。

MENU

世界のお金の歴史

 

お金の歴史を世界という広い視点から見てみましょう。

 

言わずもがな、お金が生まれる前は物々交換がメインで行われています。
しかし、これは相手と自分の利益が一致した時にしか成功しません。
どんなに欲しい物があっても、相手が喜ぶ物を持って居なければ取引できないのです。
そうした不公平さを無くすために用いられたのがお金という概念です。

 

当初は石や貝殻などがお金の代わりとして使われていましたが、当然不安定です。
周辺で拾えてしまいますので、お金としての信用はとても低かったのです。

 

そこで利用されるようになったのがです。
鉱石である金は簡単に拾うことが出来ないため、通貨としての信頼を非常に高く保てたのです。

 

 

中国から生まれた紙の紙幣

 

中国の場合は紀元前7世紀頃から金属の鋳造貨幣となり、丸い貨幣の真ん中に四角い穴をあけた円形方孔です。
このタイプのお金が中国全土で利用され、一部は日本へと流れました。
日本では富本銭となり、全国へと流通して行くのです。

 

また、製紙技術が発達した中国からは、紙の紙幣が生まれることになります。
金や銀よりも遥かに扱いやすい紙幣通貨の始まりです。

 

中国の紙幣

 

モンゴル帝国時代は、強力な支配力により安定した紙幣を現実的にしました。
ただの紙切れが高い価値を持つのはとても異質なことです。
それを現実にするのは並大抵な権力では無いでしょう。

 

当時、ヴェネティア出身のマルコポーロは、金や銀では無く紙を通貨にしている文明に驚嘆したことがあるぐらいです。

 

文明ごとに独自の進化を遂げていくお金ですが、近年になると世界共通のお金も生み出されました。
それがビットコインなどによる電子マネーです。

 

金や銀、紙幣とも違い実態を持たないお金です。
仮想上のお金をユーザー同士で価値あるものと考えるのです。
インターネット社会の今では、この電子マネーが新しい通貨の在り方なのかもしれません。

 

 

世界のお金の歴史を知れば、今ある通貨の本質を知ることになります。
日本に少なからず影響があったものなので、興味がある人は独学で学んでみてください。